今回訪れた建物は、何れもその土地の環境に対する極めてセンシティブなリスポンスに基づいてデザインされたものだ。そして、その運営主体もNPO、政府、建築家、民間企業と様々だ。何れもその取組みの先進性と活動の継続性から多くの人々の関心を引き続け、実際にその環境を体験しようと訪れる人々も後を絶たないという。アメリカの懐の広さと活動の多様さを改めて実感させられた旅であった。 <米澤正己/AIA会員>
各施設の英語標記及びURL
・ロッキー・マウンテン研究所(http://www.rmi.org/)(Rocky Mountain Institute)
・国立再生可能エネルギー研究所(http://www.nrel.gov/)(National Renewable Energy Laboratory)
・ソーラー・リビング・センター(http://www.solarliving.org)(Real Goods Solar Living Center)
各施設に関する主な参考文献
・P・ホーケン、A・B・ロビンスほか著「自然資本の経済」日本経済新聞社、2001年
・ロッキー・マウンテン研究所「グリーンディベロップメント」丸善、1999年
・Judy Corbett and Michael Corbett, Designing Sustainable Communities: Learning from Village Homes (Island Press, 2000)
・Sim Van Der Ryn and Stuart Cowan, Ecological Design (Island Press, 1996)
・John Schaeffer, A Place in the Sun: The Evolution of the Real Goods Solar Living Center (Chelsea Green Publishing Company, 1997)
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